この記事は就レポメディア編集部おまめが担当しています!
IT業界はここ十数年の間に急速に成長した業界です。GoogleやApple、Facebook、Amazonなど「GAFA」と呼ばれる世界で有数の超大手企業も分類はIT業界の企業です。
今後の需要もどんどん増してくる業界ですが、「イマイチイメージが掴めない…」という方も多いのではないでしょうか。実際IT業界は働く職種も仕事内容も多岐に渡ります。今回はIT業界の仕事内容や職種について徹底解説します。
そもそもITって?
ITはInformation technology の略で、情報技術のことを指します。日本ではインターネットやコンピュータ、システム、アプリなど様々なものをITと分類しています。
IT業界は一括りにできない?!
様々なものをITと指している日本では、IT業界もさらにいくつかに分類されます。
インターネット業界
インターネット業界は大きく、「BtoB型」と「BtoC型」に分けることができ、多様な仕事が存在します。BtoB型の企業では、主にネットワークの構築やホームページの制作といったサービスを提供しています。
一方、BtoC型の企業はポータルサイトの運営や通信インフラの整備などが主な業務です。
このように、仕事の幅が広いのがインターネット業界の魅力だといえるでしょう。
GoogleやYahooはこちらのインターネット業界に分類できます。
ソフトウェア業界
企業で使われるシステムを開発するソフトウェア会社、ハード・ソフト両面からシステム構築を行うSI(システムインテグレーター)企業、また得意分野のソフト開発を行う企業など、実に多様な企業が存在します。
ハードウェア業界
こちらは「メーカー」の業界です。たとえばApple、主にiPhoneやMacBookを発売しているハードウェア企業と言えます。パソコン・スマートフォン・Wi-Fi機器などを扱う企業は、ハードウェア業界に分類されます。
情報処理サービス業界(SI)
Webサイトで利用するサービスや企業向けのシステムを開発・運用しているのが情報処理サービス業界です。「システムインテグレーター」を略して「SI」とも呼ばれています。顧客の業務内容を把握したうえで、システム設計や開発、コンサルティングなど、課題解決のために必要なあらゆる業務を請け負っています。SIの代表的な企業としてはNTTデータや日本IBMなどが挙げられます。
IT業界の仕事内容は?
IT業界に入ると、様々な職種に挑戦が可能です。
理系や情報系学部出身の方は
・システムエンジニア
・プログラマー
などの仕事につくケースが多いようです。文系学部出身の方は
・営業
・ITコンサルタント
・インフラエンジニア
などの職種につくケースが多いようです。
システムエンジニア
システムエンジニアの仕事は、クライアントにヒアリングを行い、要求に最適な仕様のシステム開発を行うことです。開発の現場において、システム設計やプログラミングなどの業務を担当します。プログラミング業務では、プログラマーに依頼することもあれば、自分自身でプログラミングをすることもあります。システムエンジニアはプログラマーの上位職であるため、プログラマーのリーダー的ポジションであるともいえるでしょう。
プログラマー
プログラマーはシステムエンジニアが作った設計書をもとに実際にプログラミングを行う仕事です。JavaやPHP、Rubyなどの言語の知識が必要となり、システムだけでなく、アプリやホームページもプログラマーが書いたプログラムに沿って動いており、活躍の幅は多いです。
営業
こちらは会社によってそのスタイルは様々ですが、クライアントに対してIT製品やITサービスを提供する役割です。システムやIT製品の営業の場合はテレアポや飛び込み営業などの新規開拓のほか、展示会などからの反響営業、またシステムやIT機器は導入して終了ではないケースが多いため、その後も顧客と長く深い関係を築くこともできるため、幅広いスキルを身につけることが可能です。
ITコンサルタント
ITコンサルタントはクライアントの課題に対して、「IT」を活用した解決策提示します。営業と現場に同行するケースも多いようです。IT技術職や製品・サービスに関する深い知識が求められるため、数年エンジニアを経たのちにITコンサルタントになる方、営業をしながら製品・サービスについての知識を深くつけてITコンサルタントになる方、2つの方向から目指せる職種で、新卒でいきなり配属されるケースは少ないようです。
インフラエンジニア
ネットワーク、サーバー、クラウドなどのITサービスが成り立つ上での基盤を扱うエンジニアです。需要が非常に高く、文系未経験からでも挑戦可能なエンジニアであり近年人気の職業です。
インフラエンジニアについて詳しく解説した記事はこちら
https://shu-repo.com/media/590
IT業界の魅力は?
需要が高い
IT業界の市場規模は年々大きくなっており、まさに成長業界です。新型コロナウイルスの影響で企業のIT投資が減る可能性はありますが、テレワークの影響で需要が急激に伸びているような企業もあります。今後もAI、5G、ビッグデータなどIT業界には様々な注目分野が続々と登場しており、不況に強く今後も需要が高い点が魅力です。
一方でIT業界のトレンドは日々目まぐるしく変わっていくため企業にとっても、そこで働くビジネスパーソンにとっても常にトレンドを追い続けられるタフさは必要になってくるでしょう。
専門的なスキルを身につけられる
ITに関する技術力を着実に習得できるため、キャリアアップも狙いやすい業界だといえるでしょう。特に、エンジニア領域ではプログラミング言語やネットワーク、サーバーのなどの知識・スキルは世界共通です。習得すれば海外で働くことやフリーランスとして働くことも可能です。確実にスキルを身につけていけば、出世や転職がどんどんできるのも魅力的です。
社会を便利にする実感を感じられる
システムの導入など、新しいITサービスは私たちの生活をどんどん便利にしていきます。また、現場から実際に届く感謝の声や実績も多く、やりがいを感じられるでしょう。
IT業界はブラック?!
IT業界はよく「ブラック」だと揶揄されることもあります。これは全くの間違いではなくIT業界の構造によって、どうしてもいわゆる「ブラック」な働き方になりがちな部分があります。
IT業界の構造は「ゼネコン構造」に似ていると言われています。
これは、クライアントから仕事を請けた元請け企業が下請けに実務を発注し、さらに2次請け、3次請けへと業務が委託されていく多重下請構造のことを指しています。
元請け企業は大手のSIer企業のみで、その下の二次請け以下は多くの中小企業が担うケースが多いようです。そのため納期に追われたり、元請け企業からの要望によって仕事量が左右されたりするため、残業や休日出勤を求められたり、元請け企業に振り回されていると感じるケースが多いようです。
また、二次請け、三次請けと下層に行くごとに仕事内容が限定的でやりがいがない・スキルが身に付かないというケースも多くこれらも現場で働く方からよくある不満点です。
自分のスキルを高めていくためにも、企業や働く環境は慎重に選びたいところですね。
IT業界に向いている人
コミュニケーション力がある人
プログラマーは寡黙なイメージがある方も多いと思いますが、実際はチームで仕事をしたり、クライアントの要望をヒアリングする場面があったりと、営業・技術職問わずにコミュケーション能力は必須のスキルと言えます。
コツコツ勉強することができる人
こちらも技術職・営業職問わず求められる力です。日々変わりゆくIT業界の知識やトレンドは勉強し続けなければ置いていかれてしまうため、コツコツ勉強を続けられる人でないと、ついていくのは容易でないと言えるでしょう。
以上、今回はIT業界について徹底解説しました!
需要が高く、スキルも身につく業界ですが、ブラックと言われることもあるため、企業選びは慎重にしたいところですね!
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