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【転職コンサルが解説】自己PRって何を書けばいいの?効果的な書き方を徹底解説

この記事は就レポメディア編集部ユッキーが担当しています。

「自己PR」
これから就職活動を始める22卒の方にとって、非常に重要なキーワードです。自己PRは、目的の企業に入るために、必ず用意しておかなければならないのです。

しかし、「自己PRって何を書けばいいの?」「自己PRにかけるようなことなんて何もない」と悩む方も少なくないでしょう。

この記事を読めば、自己PRについての理解が深まり、効果的な書き方を身に付けられます。是非最後までご一読ください。

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自己PRで何を判断されるの?

そもそも自己PRといっても、企業は何を判断しているのでしょうか。大きく、以下の2つがあります。
・企業で活躍できる人材かどうか
・人柄や価値観に問題がないか

ここでは、それぞれの項目について解説していきます。

企業で活躍できる人材かどうか

企業が自己PRで判断する1つ目は、「企業で活躍できる人材かどうか」です。

新卒採用を行っている企業では、企業にとって優秀な人材になりうる人を採用したいと思っています。そのためには、候補者が企業にふさわしい人材なのか、企業が求める人物像にマッチしそうなのか、将来活躍してくれる姿が見えるのかを採用の中で見極めなければならないのです。

見極める大きな材料となるのが、自己PRとなるわけです。候補者の長所や短所を知ることで、その長所や短所がどのように活かせるのかを判断します。

例えば、外資コンサル会社の場合は、自律的に行動するような人材を求めていることが多いです。したがって、普段から人の前に立つのが苦手で、影から周りを支えるような特徴を持つ人は、活躍するのが難しいと判断されてしまいます。

企業で活躍できるかどうか、というポイントは間違いなく見られるポイントでしょう。

人柄や価値観が合うかどうか

企業が自己PRで判断する2つ目は、「人柄や価値観が合うかどうか」です。

人柄や価値観は、企業という組織でやっていくためにも必要不可欠な能力です。その企業の価値観に合わなかったり、人柄が合わない場合、周りの人間と上手くコミュニケーションを取れないことがあります。コミュニケーションは、組織で仕事をしていく中で最も重要視される要素のため、企業も慎重に判断するポイントです。

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自己PRの前にしておくべきこととは

自己PRで何を判断しているのかが分かったところで、どのようにして効果的な自己PRを書いていくべきなのかが気になるところです。

自己PRを書くためには、以下のステップで事前準備を進めておきましょう。
①今までの経験を洗い出す
②経験で得たことをまとめる
③企業との共通点を見つける

それぞれのステップについて解説していきます。

今までの経験を洗い出す

事前準備の1つ目は、「今までの経験を洗い出すこと」です。

自己PRでは、今までどんな経験をしたのかが非常に重要になります。なぜなら、経験によって何を得たのか、得たことをどのように活かしていくのかを企業に対して示していかなければならないからです。

示していくためには、根拠となる経験をできる限り洗い出す必要があります。ここで洗い出す経験は、大小問わずさまざまで構いません。

時々、「こんなちっぽけな経験なんて自己PRとしてふさわしくないのでは..」と思う時もあるでしょう。しかし、本人からすればちっぽけな経験でも、他の人からすればすごい経験だということがあります。

このステップでは、今まで経験したことをどんなに小さいことでも良いので、全て洗い出していきましょう。

経験で得たことをまとめる

事前準備の2つ目は、「経験で得たことをまとめる」です。

経験を洗い出し終えたら、その経験で何を得られたのかをまとめていきましょう。そうすることで、自分の強みや弱みが少しずつ見えてきます。

例えば、毎日日記を書き続けているという経験があったとします。本人からすると、毎日書いているだけだし、全然すごいことではないと思うかもしれません。しかし、毎日コツコツ継続するのができる人物だ、と企業側から評価されることがあるので、こういった長所を見つけ出していきましょう。

ここでは、長所だけではなく、短所も見つけることで幅広い自己PRにつながります。

企業との共通点を見つける

事前準備の3つ目は、「企業との共通点を見つける」です。

今までのステップで洗い出した経験は、全ての経験が企業にとっての欲しい人物像に当てはまるわけではありません。

このステップでは、今まで洗い出した経験の中でも、企業に応じてアピールすべき経験を変える必要があるのです。

例えば、これから営業職として企業に応募するとしましょう。営業職としては、自分で考えて仕事に向かっていく姿勢や積極的に人と関わっていくコミュニケーション力が重視されます。

そこで、大学生時代にチームリーダーとして多くの方と関わっていた経験などを自己PRとして持ちだせば、大きなアピールポイントとなるでしょう。

こうした企業の求める人物像に応じて、アピールするべき経験を吟味するのが重要です。

周りと差を付けられる自己PRとは

実際に自己PRを書いたとしても、「ありきたりなものになってしまう」と悩む人も多いでしょう。実は、周りと差を付けるためにも、以下の点に注意が必要です。
・具体的なエピソードを盛り込む
・企業が求めるポイントを抑える

具体的なエピソードを盛り込む

1つ目のポイントは、「具体的なエピソードを盛り込むこと」です。

何か証明するためには、それを裏付けるための具体例が必須です。

例えば、「私はコミュニケーション能力が高いので、御社でも持ち前のコミュニケーション力を活かして頑張ります!」と伝えたとしても、企業からすれば「なぜコミュニケーション能力が高いと言えるの?」と疑問に思うことでしょう。

そこで、どうしてコミュニケーション力が高いといえるのかを、具体的なエピソードを持って証明する必要があります。具体的なエピソードというのは、先述した経験の洗い出しで見つけられるはずです。

企業が求めるポイントを抑える

2つ目のポイントは、「企業が求めるポイントを抑える」です。

どれだけ効果的な自己PRをしたとしても、企業にとってプラスになる人材でなければ意味がありません。そこで、事前に企業研究をしてどのような人材や経験を期待しているのかを見極めておきましょう。

企業研究をするにあたり、同じ業界の似たような会社との違いに着目すると、どういうアピールが効果的なのかも分かってきます。

エピソードだけを洗い出すのではなく、企業研究も忘れずにおこなっていきましょう。

ファーストキャリア

オリジナルの自己PRで内定を勝ち取ろう!

今回は、自己PRの目的や効果的な書き方について解説しました。

自己PRは、自分の長所や短所を今までの経験を用いて証明していくものです。企業では、自己PRを元に、企業にマッチする人材かどうかを見極めます。

自己PRを書くためには、事前に以下のステップで作業を進めておきましょう。
①今までの経験を洗い出す
②経験で得たことをまとめる
③企業との共通点を見つける

今までの経験を可能な限り洗い出すことで、自分の長所や短所をより明確に証明できます。ただし、どうしても情報が多いこの世の中では周りの候補者との差を付けづらくなっています。そこで、以下の点に注意することでより効果的な自己PRを作成できるでしょう。
・具体的なエピソードを盛り込む
・企業が求めるポイントを抑える

企業が求めるポイントを抑えるためには、企業研究が必須になります。エピソードとのバランスを取りつつ作成するのがポイントです。

今回の記事を参考に、自分だけのオリジナル自己PRを作成して内定を勝ち取りましょう!

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