自己分析

就活においてガクチカって重要なの!?ガクチカについて徹底解説

この記事は就レポメディア編集部ユッキーが担当しています。

就活をしているとよく聞く言葉である「ガクチカ」。

ガクチカと聞いても、「具体的にどう言った意味?」「なぜガクチカが重要視されるのか」「どのようなガクチカが評価されるのか」などが気になるところですよね。

新卒の方が就活をする上では、ガクチカをしっかりと理解することで効果的に就活を進められます。

そこでこの記事では、ガクチカについて詳しく解説していきたいと思います。

そもそも「ガクチカ」って何のこと?

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」です。

略してガクチカと呼ばれています。ガクチカは、就活時において非常に重要な部分です。
特に、新卒として就職する人にとっては最重要といっても良いでしょう。

ガクチカをしっかりと固めている人は、それだけ面接官に強いアピールができるため選考通過の確率がグッと上がります。
就活において、「ガクチカを制する者は就活を制す」を胸に取り組んでいきましょう。

ガクチカが重要視される理由とは

ガクチカは、就活において最重要だとお伝えしました。では、なぜガクチカが重要なのかが気になるところですよね。

重要な理由は以下の通りです。
①企業にマッチする人材かを判断するため
②現時点のスキルを把握するため

それぞれの項目について解説していきます。

企業にマッチする人材かを判断するため

1つ目の理由は、ガクチカの内容から企業にマッチする人材かどうかを判断するためです。

なぜなら、 実際に働きたいと思える人材かどうかというのは非常に重要だからです。企業は、ガクチカを元に「候補者がどのような考えをもって行動しているのか」「どういったことに関心があるのか」を見極めます。

マッチするかどうかは、企業によって異なるためどの企業にも評価される万能なガクチカというのは存在しません。つまり、企業ごとにどのような人材を求めているのかが異なっているのです。

例えば、外資系コンサル企業のように積極的な人材を求める場合は、自分から進んで行動して成し遂げるようなガクチカが評価されます。逆に、日系企業で古い文化があるような企業の場合は、行動する前にまずはリスクをしっかりと考えるような経験が評価されやすいでしょう。

企業に合わせたガクチカが重要です。

現時点のスキルを把握するため

2つ目の理由は、現時点のスキルを把握するためです。

企業にとって、新卒での入社は即戦力と考えていません。むしろ、これからの成長に期待して雇用をします。しかし、現時点でスキルがあればそれだけ評価も高くなるのは当然です。

そこで、ガクチカによって企業で活かせるスキルがあるかどうかを見極めます。

例えば、エンジニアの場合は非常にわかりやすいです。学生時代に、自作でアプリを制作した経験があれば、どれだけのスキルがあるのかがわかります。

制作したものが受けている企業の業界に近かったり、使用しているプログラミング言語がニーズに合っていればより評価されやすいです。

このように、ガクチカというのは人柄を見せるだけではなくスキルを証明するものにもなります。

評価されるガクチカの特徴

なぜガクチカが重要なのかについてはわかったと思います。では、どういったガクチカが評価されやすいのでしょうか?
評価されるガクチカには、以下の特徴があげられます。
①動機がしっかりとしている
②過程が含まれている

ここでは、評価されるガクチカの特徴についてご紹介します。

動機がしっかりとしている

特徴の1つ目は、ガクチカの動機がしっかりとしていることです。

何かエピソードを話すときに、なぜそのエピソードをしようと思ったのかというのが重要になります。なぜなら、企業は自分の考えをもって行動ができる人間なのかを見極めるからです。

企業にとって優秀な人材はどのような人物かと考えたときに、自ら行動し成果を上げる人材が挙げられます。社会人となり仕事をすると、ただ指示されたことだけをやる人間か、単純な作業でも考えをもって取り組む人間かによって何十倍もの差が生まれます。

企業が欲しい人材は、当然ながら自分の考えをもって仕事に取り組む人材です。

ガクチカのエピソードを話す際には、なぜそう思ったのかという点を意識して話しましょう。

結果までに過程が含まれている

特徴の2つ目は、ガクチカで話したエピソードに過程がしっかりと含まれていることです。

結果には、必ず過程というのが存在します。世の中では、過程よりも結果が大事だという言葉もありますが、面接においては過程の方が重要視されやすい傾向があります。

なぜなら、物事を達成するためにどのようなアプローチをしていったのかを知ることで、論理的に考えて行動できる人間なのかがわかるからです。

例えば、野球部に入部して甲子園出場を果たしたというエピソードがあったとしましょう。甲子園出場というだけで華々しいエピソードですが、出場するまでにどのようなことをしたのかが重要です。

毎日500回の素振りを欠かさずおこなった、練習試合の後に必ず試合内容を振り返って課題点を洗い出した、試合に臨む際には必ず一つは目標をもって取り組んだなど、面接官は甲子園出場に向けて取り組んだ内容をみています。

ガクチカにおいては、結果ばかりに目を向けずに過程を考えるのが重要です。

ガクチカを伝える際の注意点

評価されやすいガクチカの特徴についてわかったところで、いくつか注意点があります。

これからガクチカを考える、という方は以下の注意点を参考にして考えるのがおすすめです。
①嘘をつかない
②覚えてきた通りに伝えようとしない

それぞれについて解説していきます。

嘘をつかない

ガクチカを伝える際の注意点1つ目は、嘘をつかないことです。

これは、ガクチカというよりも人間として当然のことですよね。しかし、実は意外と嘘のエピソードを考えて伝える人が多いのです。

嘘をつかないとしても、多少話を盛って伝える人も少なからず見かけられます。

その際に、空想で作り上げたガクチカの場合、どこかでボロが出てしまうものです。面接官は面接のプロなので、ガクチカのエピソードから深掘りをして質問をしていき、何か様子や挙動がおかしいなと思ったら嘘だと気づきます。

そんなに目立ったガクチカがないという人でも、身近なことから伝えるようにガクチカを考えるのが重要です。

覚えてきた通りに伝えようとしない

ガクチカを伝える際の注意点2つ目は、覚えてきた通りに伝えようとしないことです。

これは、面接で「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれた場合の回答時に注意したい部分になります。

多くの就活生は、考えたガクチカをそのまま覚えてそのまま伝えようとしてしまいます。しかし、これは逆効果で少しでも言葉に詰まったり、忘れてしまうと頭の中が真っ白になってフリーズしてしまうことも。

そこで、全てを覚えようとはせず、重要なポイントだけを覚えるようにしましょう。

例えば、部活動の部長としてチームをまとめたガクチカを話すとします。その場合、ポイントとなるのが、まとめるときに苦労した部分は何か、苦労した部分を解決するためにどのようなアプローチをしたのか、最終的にチームはどのようにまとまったのかが重要なポイントです。

伝える際には、最低限でもこれらのポイントだけでも頭に入れておけば、他の付随となる言葉については自然と出てくるでしょう。
魅力的なガクチカを考えて就活を有利に進めよう!
今回は、ガクチカについて詳しく解説してきました。

ガクチカは、どれだけ功績をあげたのかが重要ではなく、どのようなプロセスで取り組んでいたのかが重要です。

これから就活を迎える方は、ガクチカをしっかりと考えて希望の企業への内定を勝ち取りましょう!

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