企業研究

内定へつながる企業研究のやり方を伝授!その目的やメリットも紹介【22卒】

「就活のために企業研究をしなければならない」とは思っているものの、何から始めればいいのか、どんなことに気をつけて行えば良いのかわからない、など疑問が多いですよね。

今回は、内定につながる企業研究のやり方をご紹介します。企業研究を行う目的やメリットを知って、内定へつながる企業研究を行なっていきましょう。

企業研究をする目的やそのメリット

企業研究の目的は、「自分に合う企業を見つける」「企業理解を深める」「志望動機を説得力のあるものにする」の3つです。

目的をしっかり意識して企業研究を行うことで、面接の際には「志望動機に説得力が増す」メリットもあります。メリットを最大限に活かすためにも、企業研究の目的をきちんと理解しておきましょう。

メリット③

企業研究とは

企業研究とは、企業への理解を深めるために、企業について調べることです。企業研究を行うと、志望する企業の詳しい情報はもちろん、企業と自分の相性も知ることができます。

面接では、「なぜ志望するのか」「入社したらどんなことをしたいのか」など聞かれます。内容の薄い返事をしていては面接官の印象に残らず、面接中の話も膨らみません。企業研究を通して企業についてより深くしておくことで、面接官との話も膨らみやすく印象も残りやすくなります。

企業研究は、企業の詳しい情報を知るために必ず行うべき大切な作業です。

自分に合う企業を見つけるため

企業研究を行う1つ目の目的は、「自分に合う企業を見つけるため」です。企業研究をしっかりと行うことで、企業の良い面だけでなく悪い面も知ることができます。

入社後のイメージをよりしっかり持つためにも、企業の良い面も悪い面も知っていることはとても大切です。あなたの望んでいる条件や避けたい条件は、志望する企業で本当に叶うのかを比較するためにも、いい面も悪い面も両方知っていることで、企業と自分の相性についてより考えやすくなりますよ。

自分に合っている企業をみつけるために、企業研究では企業の両面を知るように意識しましょう。

企業理解を深めるため

企業研究を行う2つ目の理由は、「企業理解を深めるため」です。志望している企業について何も知らないままにしておくと「本当にこの会社に入りたいのかな」と面接官に不信感を与えてしまいます。

あなたが企業に入りたいと思っていることを選考で伝えるためには、企業研究は必須です。企業について詳しく知ることで、面接官にあなたの熱意が伝わるでしょう。

また、しっかり企業研究を行えば、業界内での企業の立ち位置や現状など企業についてより詳しい情報を知ることができます。事前に企業について詳しく知っておけば、入社の際にギャップを感じたり不安に思ったりすることを減らすことができます。

入社後、「こんな仕事をするはずではなかった」「思っていた仕事と違う」と思いたくないですよね。企業理解を深めておくことは、入社後にあなたが仕事内容に対してミスマッチを起こさないためにも丁寧に行うようにしましょう。

志望動機を説得力のあるものに仕上げられる

企業研究を行う3つ目の目的は、「志望動機を説得力のあるものに仕上げられるから」です。

面接では他の就活生と少しでも差をつけるために、できるだけたくさんの情報を知っておきたいですよね。企業について深いことを知っていれば、あなたの志望動機に説得力が増します。きちんとした深い情報のある志望動機があれば、あなたのことをより印象強く面接官にアピールすることもできるでしょう。

また、企業研究で知り得た情報と自分の性格をよく分析しておくことで、企業の社風とミスマッチがないことも面接で伝えられます。「体育会系の企業だったなんて知らなかった」「もっと活気ある職場だと思っていた」などの社風とのミスマッチは、入社した後に気付くととても辛いですよね。あなたと企業とのミスマッチがないと説得力を持って伝えるために、企業研究はとても大切です。

 

企業研究のやり方

企業研究のやり方は、「企業の基本的な企業情報を知る」「人事制度や福利厚生の制度を知る」「採用情報を知る」の3つです。

企業研究を有意義なものにするために、やり方一つひとつのポイントを押さえておきましょう。

業界研究

企業の基本的な企業情報を知る

企業研究を行う際には、まずは「企業の基本的な企業情報」を押さえておきましょう。押さえておきたい基本的な企業情報は以下の通りです。

・企業の正式名称
・代表の名前や経歴
・企業理念
・どのような人材を求めているか

基本的な情報は、ほとんどの就活生が必ず押さえてくることです。他の就活生と情報量で差をつけたいなら、さらに一歩踏み込んで以下のポイントも押さえておくのが良いでしょう。

・業界における市場の規模
・規模の拡大・縮小について
・同じ業界の他者との比較

一歩踏み込んだ情報も把握しておくことで、面接の際に企業からの質問にスムーズに答えられるようにもなりますよ。

人事制度や福利厚生の制度を知る

企業研究を行う際には、就活に関する事柄のみだけでなく「入社後に直接関係のある事柄」まで調べるように心掛けましょう。

入社後、社員になると必ず「人事制度」や「企業の福利厚生」は自分の問題として関係してきます。入社してから「希望職種に配属されにくい人事制度だった」「福利厚生があまり整っていなかった」など後悔しないために、企業研究の段階からよく調べておきましょう。

また、企業はなるべく多くの就活生に志望してもらいたいため、ネットの情報だけでは「制度のいい面」だけしかわからないこともあります。より具体的な制度内容を知るために、企業研究を通して深く正確な情報を集めるようにしましょう。

採用情報を知る

企業研究では、「選考のプロセス」「採用人数」「初任給」「募集している職種」など実際に就活を進めるにあたって必要な情報を必ず集めましょう。

選考が始まってから「希望している職種が募集されていない」「どのくらい採用されるのか知らない」などと気付くのは遅すぎます。調べた時間が無駄になってはもったいないですよね。

企業研究は、あなたの就活をスムーズに進めるために行うことです。採用については、細かな情報まで気をつけて調べましょう。もし、インターネットで見つけられない場合は、直接人事に聞くこともおすすめです。

さらに内定に近づく企業研究のやり方

紹介してきたような企業の基本的な情報を押さえる企業研究は、ほとんどの就活生が行ってきます。他の就活生との差をつけるためにも、より深いレベルの企業研究を行うようにしなければなりません。

基本的な企業情報に加えて、「他社と比較してみる」「自分のやりたいことと企業研究した結果を比較する」ことも意識的に行うことが大切です。

比較

他社と比較してみる

あなたの志望している企業が同じ業界の他社と比べてどういう状況なのかを知るためには、同業界の他社と比較してみましょう。比較する事柄を調べる際には、志望する企業の事業形態、企業ごとの事業規模の違い、事業戦略を比較すると非常に調べやすいです。

特に事業形態や事業戦略の違いは、企業の雰囲気や人事制度にも大きく関係してきます。他社と比較することで、本当にあなたが望む働き方ができるのか、企業の雰囲気がどうなのかを知ることができます。

また、他社と比較することで志望する企業の強みや弱みにも気付けるでしょう。企業の強みや弱みを知っていれば、面接で質問に答える際にスムーズに答えられるでしょう。

自分のやりたいことと企業研究した結果を比較する

企業研究を行なったら、研究結果と自分のやりたいことができる環境かどうかを改めて考えてみてください。

他の企業と比較するためには、まず同じ業界の企業ごとにあなたが良いと思ったことと良くないと思ったことを書き出してみましょう。書き出した内容をもとに、企業ごとに比較していくことで、あなたが本当にその会社で働きたいのか、あなたとマッチしているかどうかが見えてきます。

就活を進めていく中で、あなたと企業がマッチしているかを知ることはとても大切です。表面的な情報だけであなたと企業がマッチしているかを判断しないためにも、企業ごとに「どんな点がマッチしているか」「どこがミスマッチなのか」を具体的に考えてみましょう。

企業研究をやるにあたってできる行動

有意義な企業研究を進めるには、ネットで情報を集めるだけでは不十分です。ネットの情報は多くの人が入手しやすく、誰でも知っている浅い情報が多くなっています。ネットには載っていない貴重な情報を手に入れるための行動をしましょう。

「OB・OG訪問」「企業説明会」「インターンシップ」は、企業で働く人に直接話が聞けるチャンスです。どんな情報を得たいのかをよく考え、目的にあった方法を選びましょう。

やり方

OB・OG訪問

企業研究の際に役に立つのが、「OB・OG訪問」です。OB・OG訪問は、実際に企業で働く人の生の声を聞くことができるので、ネット上では知り得なかった情報を知れるチャンスです。

実際に働いてみて感じていることの他に、OB・OGの方が就活の時に意識したことを聞くもの参考になります。様々な考え方やキャリアの積み方を知ることは、あなた自身のこれからのキャリアを見通すためにとても役に立つ情報になるでしょう。

また、合同説明会などの公の場では聞きづらい質問も比較的気軽に聞くことができます。企業研究に役立てるためにも、調べても分かるようなことではなく、なかなか公に出ていない質問ができるように準備していくと、実りあるOB・OG訪問になりますよ。

企業説明会

企業が行う企業説明会では、実際に働いている社員さんに直接会って話を聞くことができます。近い距離感で仕事内容について聞くことができるので、働くイメージがしやすくなりますよ。

また、志望している他の就活生にも会えるので、情報を交換するチャンスです。どのような人たちが企業を志望しているのか雰囲気を体感することで、入社後のイメージもより強く抱くことができます。

働いている人や同じ業界を志望する就活生に会うことは、業界の雰囲気を知るいい機会です。あなたが志望する業界の雰囲気が本当に自分と合っているか確認するために、企業説明会の機会を存分に活かしましょう。

インターンシップ

インターンシップでは、実際に現場で仕事を体験することができます。実務を行うことで新しい疑問や、やりがいも出てくるでしょう。実務を知ると同時に企業の社風やオフィスの雰囲気も感じられるので、あなたとマッチしていれば働く意欲も今まで以上に湧いてきますよ。

日々の業務の中で社員の方と話をする機会も増えるため、企業説明会やOB・OG訪問とは違った距離感で社員の話を聞くことができるのが大きなポイントです。日々顔を合わせているからこそ聞ける仲間内の話もたくさんありますよ。

自分が志望する企業で働くイメージをより強く持ちたい人は、インターンシップを活用しましょう。

企業研究をしっかりして内定を勝ち取ろう

企業研究は、あなたが志望する企業について深く知るために行うとても大切な作業のひとつです。企業について深く知ることは、面接の際の志望動機に説得力が増すため選考において非常に有利になりますよ。

また、あなたと志望する企業にミスマッチがないかも見直せるキッカケになります。入社後のあなたの姿もしっかりとイメージするためにも、企業研究をしっかりとして内定を勝ち取りにいきましょう。

また、あなたの就活をサポートしてくれる就活サービスが数多く存在しています。自分に合った就活サービスを見つけ、有効に活用することで、あなたにとって最高の企業の内定を獲得していきましょう。

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